個人投資家は「株・NISA・投信」に興味あり

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社と株式会社SBIネオモバイル証券が行った調査「投資に関するアンケート調査」によれば、投資への興味について50.8%の人が「ある」(ある・どちらかというとあるの合計)という回答が得られたのだそうです。

この調査は、20歳から69歳の男女10,032名を対象に実施しされたようで、年代別では30代が最も投資に興味を抱いているようで、この傾向は年齢が上がるにつれ投資に対する興味がやや薄れていく傾向となるのだとか。

やはり30代ともなると、結婚や家族ができるといった人生でも大きなイベントが生じてきますし、お金に対する考え方がこれまでの若い自分のような時とは異なってくるでしょうし、仕事においてもある程度、自分のアッパーなども見え始めてくる時期でもあるので、貯蓄や投資などに対して関心が出てくるのでしょうね。

また興味のある投資方法については、複数回答が可能であったとはいえ、「株式投資」が33.2%で最も多かったようで、それ以下「NISA」23.1%、「投資信託」18.8%、「iDeCo」14.2%、「外貨預金」13.8%の順となったようです。

面白いことに年代別では、50代から60代では「株式投資」や「投資信託」に人気がある一方、20代から30代の若年層では「NISA」「iDeCo」「FX」「仮想通貨」などに人気が集まったのだとか。

まぁ、ここについては比較的新しい「NISA」「iDeCo」「FX」「仮想通貨」などは若者にとっては取り付きやすく感じられるでしょうし、高齢者の場合は既になにかしらの運用を行っている可能性もありますから、当然といえば当然の結果なのかもしれませんね。

また現在の投資状況を聞いた場合、「現在も投資をしている」が25.5%、「過去に投資をしていたが、現在はしていない」が7.1%、「これまで投資をしたことがない」が67.4%だったのだそうで、やってみたいという気持ちはあっても、どうやればいいのかわからないということで止めてしまった人も多いでしょうね。

ちなみに現在も投資をしている人に投資先を複数選択で聞くと、多い順に「株式投資」59.0%、「投資信託」41.9%、「NISA」41.3%、「外貨預金」18.7%、「債券(国債、社債)」13.3%となったのだそうで、思いの外「NISA」に人気があるようですね。

これからの日本、少子高齢化が進む中、年金だけでは暮らしていけないという危機感から、このように自前でどうにか生活できるだけの資産をしっかりと運用しようという意識が高まってきているのかもしれませんね。

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