個人の待機資金急増

個人投資家の待機資金であるマネー・リザーブ・ファンド(MRF)が急増し4カ月ぶりの規模に膨らんでいるのだそうで、新型コロナウイルス禍で急落した株式相場が回復基調の中、個人が利益確定や戻り待ちの売りで現金化した流れを映し出しているようですね

投資信託協会が発表した6月の投資信託概況で、6月末のMRFの総資産残高は12兆3067億円と新型コロナが本格化する前の2月末(12兆3107億円)の規模まで回復し、6月の資金動向は5435億円の流入超だったのだそうです。

マネー・リザーブ・ファンド

マネー・リザーブ・ファンドというのは、Money Reserve Fundの略称(MRF)で、安全性の高い公社債などで運用される投資信託のこと。

普通預金に近い商品であり、1円以上1円単位で購入及び即時解約が可能で、購入手数料は不要となっています。

投資信託は大きく「公社債投資信託」と「株式投資信託」の2つに分類され、公社債投資信託は株式を一切組み入れられない投資信託で、国債や社債などの債券で運用され、株式投資信託は、株式を組み入れられる投資信託で、債券やリートなどで運用しているファンドも株式投資信託に分類されます。

公社債投資信託に分類される代表的な商品には「MRF(マネー・リザーブ・ファンド)」や「外貨建てMMF(マネー・マネジメント・ファンド)」があります。

是非フォローしてください

最新の情報をお伝えします