東京ミネルヴァ法律事務所が破産

東京ミネルヴァ法律事務所が、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたようで、その負債総額は約51億円で、弁護士法人の倒産としては過去最大となるのだそうです。

弁護士法人東京ミネルヴァ法律事務所は、個人向けの債務整理などで急激に規模を拡大し、さらには過払い金請求訴訟やB型肝炎給付金請求訴訟を手掛け、積極的なテレビCM展開で知られていたのですが、これは驚きですよね。

今ではすでにホームページも見れないような状態で、第一東京弁護士会は今後、詳しいいきさつを調べたうえで、処分についても検討するとしており、さらに臨時の相談窓口を設け、弁護士法人の顧客からの問い合わせに応じているようです。

法律事務所として過去最大の倒産

東京ミネルヴァ法律事務所の臨時電話窓口

当会所属の弁護士法人東京ミネルヴァ法律事務所が解散したことを受け、以下の臨時の問い合わせ窓口を設けました。

臨時の問い合わせ先

  専用電話番号 03-3595-8508
  時間帯    月曜~金曜(祝日を除く) 午前10時~午後4時

http://www.ichiben.or.jp/news/oshirase2020/news2020/post_438.html

なんでも5月頃から「連絡がつかない」との相談が第一東京弁護士会に寄せられていたのだそうで、これはちょっと悪質ですよね。

全国で大々的に広報活動を行っていたわけで、多数の依頼者から過払い金の請求やB型肝炎の裁判を受けたまま業務を停止したというのですから、責任感はないのでしょうかね。

また調査の結果、過払い金の保管状況に不明な点もあるようで、依頼者に返還することが困難な状態に陥っている疑いもあるのだそうです。

しかも今月10日に総社員の同意により解散していたというのですから、呆れてしまいますよね。

どんなに頭が良くて法律に強かろうが、ビジネスにおける経営能力は別物ですから、この辺を勘違いしてしまったのでしょうね。

まぁ、上から目線の弁護士さんなどでは、一般のビジネスラインで成功することって難しいですから、この辺も古い体質からの脱却が必要となってくるのでしょうね。

 

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