投資信託とは

投資信託というのは、多くの人々から小口の資金を集めて一つにし、それらを専門家が株式や債権、不動産、商品などの様々な資産へ投資し、収益をあげる金融商品です。

運用によって得られた収益は決算を通じて出資した額に応じ、分配金という形で支払われることになります。

運用が好調であれば、値上がり益という形で利益を得ることもでき、一般的に「投信」として略され、集めた資金のことをファンド、そのファンドを運用する専門家のことをファンドマネージャーといいます。

それではこの投資信託におけるメリット・デメリットはどうなっているのでしょうか?

投資信託のメリット・デメリット

まず投資信託のメリットとしては、株式などが1株500円だとしても大抵の場合、100株単位からの購入であったり、1000株単位であったりと1株単位で購入することはできませんが、投資信託の場合は1口1万円程度という小額から始められるというハードルの低さがあります。

また、集められた資金は分散投資されることによって、「すべての卵を1つのかごにいれてはいけない」という外国のことわざにもあるように、複数の銘柄に分散させることでリスクを低減させることができます。

また、プロのファンドマネージャーに運用してもらえるというのはとてもメリットが多く、初心者であれば、まずは投資の世界を知る上でも、その雰囲気を確かめるためにもとっつきやすいものとなっています。

デメリットとしては、運用次第で元本割れを起こすことや手数料など運用上のコストが株式や債権などよりも割高になってしまうという部分になるのですが、これについては初心者としてはまずは勉強代などと割り切ることができれば、そう大したデメリットになるというわけではありません。

ソニー銀行は2020年1月申し込み分から投資信託の取り扱い全ファンドについて販売手数料を無料化するということも発表されていますし、これによって、ファンド国籍、口座区分(一般・特定・NISA)、購入方法(通常・積み立て)を問わず、現在購入可能な全219本のファンドが販売手数料無料で利用可能になるのですから、ますますデメリットが小さくなっていく商品でもありますよね。

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