小さな会社の融資

中小企業は財務基盤が弱く、銀行側からするとリスクが高く、融資には前向きになれないことがあります。

そんなリスクの高い融資なのですが、そこに強力な保証人がついていれば話は変わってきて、その強力な保証人として各都道府県に「信用保証協会」があります。

また政府系金融機関として「国民生活金融公庫」、通称「国金」も中小企業を対象に事業資金を貸してくれます。

他にも商工中金や中小企業金融公庫などがあり、先の「国金」の融資限度額が一般的に4800万円までとなっているので、それ以上の金額の場合に商工中金や中小企業金融公庫が対応することになります。

ビジネスローン

信用保証協会などの保証を受けずに銀行自身がリスクを取って実施する融資のことを「プロパー融資」といって、融資金額やその期間、金利や返済方法などは銀行員と顧客との話し合いで決まり、一般的には数千万〜数億程度融資となります。

文字にすれば簡単なように聞こえますが、実際のところ銀行側はできるだけリスクを避けたいので、プロパー融資を受けるのは容易なことではありません。

さてこのプロパー融資の一種に「ビジネスローン」というものがあります。

大手都市銀行などが乗り出しているもので、決算書三期分を銀行のコンピュータに入力すると、融資の可否や融資金額、また金利がどれくらいになるのかなどコンピュータが判断します。

この部分がまさにAI化できる部分なので、銀行業務がコンピュータに奪われる部分でもありますよね。

ビジネスローンにおいては、無担保・無保証人となっていますから、中小企業からすればありがたいことですし、提出しなければならない資料をいちいち集めることなく審査を受けることができるので、資金調達方法の一つとして覚えておくといいでしょう。

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