新生銀行、定期金利10倍に引き上げ

新生銀行が6月から、定期預金の金利を大幅に引き上げるのだそうで、預入額が30万円以上の3カ月物と6カ月物で年0.1%と現行の0,01%から10倍に引き上げるのだそうです。

預金量を増やすことを通じて収益拡大を目指す方向のようで、インターネット専用の利用者を対象とし、6月1日から適用されるのだとか。

外貨預金では米ドルの1年物で年3%と現行から1%引き上げられます。

新生銀は昨年、TOB(株式公開買い付け)によりネット金融大手SBIホールディングスの傘下に入り、中期経営計画では、2024年度までに個人口座数を380万口座(21年度実績は305万口座)、預金量を8兆円(同6.4兆円)まで増やす目標を掲げています。

長引く低金利の中、メガバンクの定期金利は0.002%、普通預金金利は0.001%となっており、極めて低い数値を推移しており、100万円を1年間預けても、たった10円の利息という残念な金利で、こうした中、金利をアップさせることで顧客を集める手法がネットバンクを中心に広まっていて、楽天銀行は、楽天証券との口座連携を条件に、300万円まで普通預金の金利を0.10%にアップさせ、7兆円の預金量を集めています。

うち4兆円以上が証券連携口座となっており、ふくおかフィナンシャルグループ傘下の「みんなの銀行」は、貯蓄口座の金利を0.10%に引き上げることで預金量の拡大を目指していくようです。

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