赤字国債発行へ

今年度の国の税収が、米中の貿易摩擦の影響で企業業績が悪化していることなどから当初の見込みよりも2兆数千億円減少する見通しとなり、不足する財源を補うため、今年度の補正予算案で3年ぶりに赤字国債を追加で発行するのだそうです。

当初予算では62兆4950億円を見込んでいたようですけど、前年度実績の60兆3563億円をも下回る見通しというのですから、こんな状態で財政健全化に向けた目標の達成なんて不可能なのではないでしょうかね?

というか、政府も一度民間の企業に入って研修した方がいいのではないでしょうかね?

民間企業でこのような体たらくであれば、即倒産、借金でなんとかなるという考えだったらまさに無能ですよね。

ネット時代となった今、昔ながらのやり方では通用しないので、国家も若返りを測らないとちょっと日本、やばそうですね。

そもそも赤字国債というのは、財政の赤字を補填するために発行される国債で特例国債ともいうのですけど、これ簡単に連発するものではありませんよね。

もちろん、国債の発行を通じて国が借金をすること自体は必ずしも悪いことではないのですが、収入と支出のバランスを無視した借金と無駄遣いを繰り返していけば、いずれはお金を返せない状態に陥ってしまいますし、そんな中、2020年のオリンピックの後、日本は大丈夫でしょうかね?

1964年、高度成長期の真っ只中に行われた東京オリンピックの後、「昭和40年不況」と呼ばれる不景気が訪れていますし、1988年のソウルオリンピック以降、6大会での各国の成長率を比べると、開催年よりその翌年が上昇したのはアメリカだけですからね。

そもsも国債の多くは銀行を経由し日銀が引き受ける状態が続いていますから、日銀の財務状況の悪化による債務超過を指摘されていますし、日銀を「打ち出の小づち」のように用いる財政手法に対して、危機感のない政府はちょっと考えものでしょう。

問題を後回しにしてしまう、日本人特有の性質からそろそろ脱却しなければ、未来の子供達に申し訳ないですよね。

是非フォローしてください

最新の情報をお伝えします