自工会の「助け合いプログラム」

日本自動車工業会が、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた自動車関連企業の資金調達を支援する「助け合いプログラム」を発足するのだそうです。

自動車工業4団体(自工会、日本自動車部品工業会、日本自動車車体工業会、日本自動車機械器具工業会)による合同会見にて言及されたのですが、自工会から三井住友銀行に預け入れる預金を担保とし、三井住友銀行から対象企業の取り引き銀行に信用保証を行うことで、早期の資金調達を必要とする企業が迅速に融資を受けられるようにするのだそうで、プログラムの対象となるのは自工会や日本自動車部品工業会、日本自動車車体工業会、日本自動車機械器具工業会の会員企業となります

使途はCOVID-19の影響に対応するための運転資金が想定されており、保証限度額は原則1億円で、短期的な融資が前提のため、年一括返済となるようで、金利や担保、連帯保証人は、プログラムを利用する企業の取り引き銀行が決定し、取扱銀行に制限はなく、新規の融資申し込み案件が対象となります。

助け合いプログラム ワークフローイメージ
助け合いプログラムワークフローイメージ

信用保証の枠組みとした理由については、当初ファンドを立ち上げるという予定だったのだそうですが、ファンドの構築には時間を要するということと、業界団体という制約があったため、信用保証の枠組みが最も迅速に立ち上げられるということで、スピード感を重視するべくこのような取り組みとなったようです。

今後も業界内一致団結の上、コロナ危機の克服と日本経済復興の牽引役を果たしていけるよう、相互に支え合いながら努力を続けていくのだとか。

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