freeeカード Unlimited」に、スムーズな債権管理を実現する督促回収テック「Lectoプラットフォーム」導入

債権管理・督促回収業務のDXを推進するLecto株式会社が、2022年5月よりfreee finance lab株式会社が提供する統合型コーポレートカード「freeeカード Unlimited」に、「Lectoプラットフォーム」の提供を開始。

これにより「freeeカード Unlimited」は、債権管理・督促回収機能を一括して立ち上げ、オペレーションを自動化できるようになるほか、債権データの統合分析を行えることでサービスの改善スピードの向上を図ることが可能になります。

またコーポレートカード業界へのサービス導入は、初めての取り組みとなるようです。

近年、金融に関する法制やテクノロジーは急激に進化しており、国内では政府が進めるキャッシュレス推進施策やコロナ禍の非接触サービスのニーズもあいまって、個人間のみならず企業間においても様々な新しい金融サービスが生まれており、このような金融サービスにおいて、与信やマーケティングなどの表側にある業務が重要視される傾向にありますが、Lectoは金融サービスのバックエンドにある面倒な実務や複雑で属人化しやすい業務フローの摩擦とコストを解消することが金融ビジネスの成長につながると考え、独自の技術とノウハウによる債権管理、督促回収プラットフォームの開発を行っています。

そして、この度の「freeeカード Unlimited」のLectoプラットフォーム導入により、コーポレートカードにおける債権未回収リスクをLectoの知見をもって軽減することができ、安定的なサービスの提供を行うことが可能となります。

freeeカード Unlimitedについて

freeeカード Unlimitedは、2022年1月より正式スタートしたfreee finance labが提供する企業成長を支援するための統合型コーポレートカードで、統合型クラウド会計ソフトを開発する会社による日本初のビジネスカード発行であり、創業期のスタートアップを主な対象としています。決済機能と業務システムが双方向にデータ連携し一体となって機能します。

創業間もないスタートアップには、クレジットカード発行ができない・発行できても限度額が少ない・カード利用明細の確認に時間がかかるという課題があり、「freeeカード Unlimited」は、freee会計を利用する3万超の事業者のデータを独自の与信モデルで分析することで最大5,000万円の限度額を実現。

カード利用明細が当日中に会計データと連携されることも特長の一つで、スピーディーなカード利用明細の同期により月次決算をタイムリーに行えることでバックオフィス業務の効率化を図ることが可能となっています。

freeeカード Unlimited
freeeカード Unlimited

Lectoプラットフォームについて

「督促回収テック」を展開するFintech関連企業で、金融サービスのバックエンドにある面倒な実務や複雑で属人化しやすい業務フローを改善し、債権管理・督促回収からオフバランスまで一気通貫での解決を目指しています。

この「督促回収テック」の中心に位置づけられるプロダクトが「Lectoプラットフォーム」で、クラウド上で稼働するいわゆるSaaS型で、アナログ・バラバラに行われてきた債権管理・督促機能をデジタルで一元管理し、顧客の属性や特徴に応じて督促内容を最適化することを可能としました。これにより、当社の顧客企業は、コスト効率と収益性を向上させることが可能となります。

業務フロー
業務フロー

今後の展開

債権管理、督促回収に課題感を感じている全ての事業者様(金融・決済領域、不動産領域、小売・サブスクリプション領域、通信事業領域など)に向けてLectoプラットフォームの提供を行っており、これまで、エンドユーザーが個人であることを前提にした債権管理・督促回収に注力しておりましたが、今後は法人間の取引・債権処理もよりスムーズに取扱えるように進めてまいります。

また、クレジットカードとの連携も強化していく前提のもと、よりセキュアな基盤の整備にも注力してまいります。

是非フォローしてください

最新の情報をお伝えします