あおぞら銀行、現金扱わない店舗

どうやら、あおぞら銀行は窓口で現金を扱わない「キャッシュレス店舗」を全ての店舗に広げるのだそうで、2020年度中に個人向け業務を手掛ける全国の19本支店で入出金や両替などの窓口業務をやめるのだとか。

キャッシュレス決済が普及してきており、もはや現金のニーズは下がっている中、店舗は資産運用の相談といった手数料ビジネスの拠点と位置づけ、思い切った施策を行うようですね。

しかし、おどろきましたね。

銀行が全ての店舗で現金の取り扱いをやめるというのは、いまだかつてない初めてのことですし、どうやら現金の受け渡しを希望する顧客には、店舗内にあるゆうちょ銀行のATMの利用を促すのだそうで、同行のATMを使った入出金は手数料がかからないのだとか。

窓口で本人名義の他行口座へ送金する際の振込手数料は無料にするのだそうで、ATMでの取引と窓口経由の振込手数料を無料にすることで、顧客の利便性の低下を防ぐということですから、ここまでやってくれると、ぬかりなしですね。

あおぞら銀行は資産運用などの相談業務に力を入れており、窓口での現金のやりとりは限られているのだそうで、1月末に大阪支店で現金の取り扱いをやめたところ、顧客から一定の理解を得ていると判断し、取り組みを全店舗に拡大することを決定したようですから、このように意思決定が素早い銀行は、つい応援したくなりますね。

また、新生銀行も一部の店舗で現金の取り扱いをやめたほか、三井住友銀行も窓口で現金をやりとりしない「現金レス」の店舗を広げる方針のようで、いよいよ銀行のあり方が変わっていくようで、これを推進していくためには、役所がしっかりとデジタル移行を進めていかなければなりませんよね。

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