預金にマイナス金利がやってくるかも

ついに預金にマイナス金利が課される時代が目前に迫っているかもしれないのだそうですよ。

日本より一足早く、預金にマイナス金利がかかっているヨーロッパ諸国ではすでに広く行なわれているのだそうで、ドイツでは最大手のドイツ銀行とコメルツ銀行が2020年に新規顧客が一定以上の預金を預ける場合は年0.5%のマイナス金利を取り始めているのだそうで、それにあわせ他行にも急速に拡大していき、今年1月初めの時点でドイツ国内の半数近い555行がマイナス金利を導入しているのだとか。

どうやら、マイナス金利を取られるのは預金額が2万5000ユーロ、日本円にして約320万円を超える部分といった基準を設けるケースがほとんどなのだそうですが、この基準額はどんどん引き下げられているのだそうで、最近では基準を設けずに預金1ユーロからマイナス金利を課す銀行が38行もあるのだとか。

この流れは他国にも広がっていて、北欧の大手ノルデア銀行はデンマークでの預金にマイナス0.75%の金利を取っているのだそうで、そのかわりに金利0%の住宅ローンを提供しているのだとか。

つまり、銀行にお金を預けたら金利を払わされるのですが、お金を借りたら金利はゼロという、なんともこれまでの常識とは180度異なる時代に。

なんでもこの状況は、各国政府がコロナ不況対策として大規模に国民に支援金を配ったのですが、そのお金のほとんどが銀行に預けられ、銀行は預金が増えすぎて運用先がなくなっていったようで、運用先がなければECBに銀行が預ける資金が増えてしまい、マイナス金利をたくさん取られるということになり、その結果、銀行は預金者からマイナス金利を取ることにしているようで、この流れは日本にもやってくる可能性大ですよね。

すでに「通帳の有料化」「ATM利用料の高額化」など、少しずつ一般にお金がかかるという印象を与えてきていますからね。

とはいえ、この流れは銀行離れにもつながるわけで、難しいハンドリングを迫られそうですね。

是非フォローしてください

最新の情報をお伝えします