佐賀銀行、各種手数料を引き上げ

佐賀銀行が、10月1日から現金による窓口振込手数料などの各種取扱手数料を引き上げるのだそうで、昨今の日銀のマイナス金利政策が長期化する厳しい環境の中、事務作業やシステムの導入、維持管理に見合う費用を利用者に負担してもらうことのようです。

全額現金での窓口振込手数料は同一店内、本支店、他行あてのいずれも一律220円に引き上げ、3万円以上の振り込みでは、本支店あてで現行550円が770円となるようで、これは消費税増税の影響を除き、2003年10月以来の引き上げとなります。

同行営業統括部は「現金の取り扱いはコストがかかることに加え、犯罪防止の観点から10万円以上の振り込みは本人確認が義務付けられるなど事務作業が増えている」として、手数料引き上げに理解を求めていくようで、このほか、夜間金庫の手数料を月額8800円から9900円に、自動送金サービス契約料を550円から1100円にそれぞれ引き上げるようで、来年1月4日からは、住宅ローンをインターネット・バンキングで一部繰り上げ返済する場合の手数料を新設するのだそうで、特約期間付きの固定金利では1万1千円、それ以外では3300円とし、口座振替停止の手数料も新設、1回当たり550円とするのだそうです。

苦しい状況なのはわかりますが、これでますますインターネットバンキングに切り替えようと考える人がふえていくかもしれませんね。

三菱UFJ、三井住友、みずほを含む大手銀行5行が2020年8月6日、新しい決済インフラの構築を検討すると発表しており、銀行振込手数料が40年ぶりの値下げとなるかという状況の中、なかなか驚きのニュースですよね。

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