経営の基本とは

経営というのはヒト、モノ、カネ、情報を使い付加価値を生むこと、すなわち、必要な資源を使って商品を作り、それを販売し利益を生み出すことで、商品を作るためには「資源」が必要であり、販売して利益をあげるためには、他とは異なる何らかの付加価値が必要です。

ヒト、モノ、カネ、資源

ヒトとは、文字通り、経営者であったり、研究開発者、製造担当、販売員など人であり、モノは事務所、店舗、製造・販売設備などの人が働く場所と考えてもいいでしょう。

そしてカネは、ヒトを雇ったり、モノを購入したり、設備を拡張したりなどの資金のことで、情報は、販売における売れ筋商品などの情報や、製造業であれば商品を作るための製造情報、特許などにあたります。

これら全てを活用し、会社は商品やサービスを生み出し、利益を追求することになるのです。

これらは今も昔も変わることなく重要な要素であることは間違いないのですが、今の時代では、これらだけでは不十分で、さらに特殊な技術であったり、他にはないアイディアなどが経営資源として大切になってきます。

利益を追求するのであれば、世の中の人が満足してくれるような付加価値をいかに大きくしていくのかが重要なのですが、現代において「一体何が人々を満足させるのか?」を求めることが難しくなってきています。

というのも成熟した社会は、いつしか多様性の時代へと変化していきますし、それだけに付加価値を生むためには斬新なアイディアや技術が不可欠となってきます。

経営理念と社風

会社は利益をあげることが目的となるのですが、これだけを追求していくだけでは事業の継続は困難になっていまいます。

というのも「利益をあげるためには何をやってもいい」というような考え方に傾倒していく可能性もありますし、そのような考え方は世間一般では受け入れられることはありません。

そこで会社には「経営理念」「企業理念」が重要になってきます。

一般的に経営理念・企業理念などは創業者のスローガンや思いから始まり、それが会社発展の見えざるエネルギーとなるケースが多く、この考えが1つの価値観として社員が共有すると会社全体に共通する行動様式が生まれてきます。

それが社風であったり、組織文化となるのですが、これらは働く上での絶対的なモチベーションとなり、社員のコミュニケーションを円滑にしたり、意思決定の要素のひとつとなり、会社経営にとって非常に大切なものとなります。

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