会計事務所の記帳代行業務を支援

弥生が、会計事務所が顧問先の代わりに会計帳簿作成を行う業務を支援する「記帳代行支援サービス」を開始しました。

このサービスを契約することで、会計事務所は紙証憑をスキャンしてアップロードをするだけで、証憑データが「弥生会計 AE」へ自動仕訳された状態で取り込めるようになるのだそうで、さらに「弥生会計 AE」の画面上で証憑データと自動仕訳の結果を同時に目視できるため、仕訳の確認と修正を効率的に行うことができるようになるのだそうです。

記帳代行支援サービス
記帳代行支援サービス

領収書や預金通帳などに対応し、99.9%の精度でデータ化が可能だとしてしており、会計帳簿作成に必要な証憑の受領から入力、確認や修正までの業務全体を効率化できるのだとか。

取引データは、ブラウザーを使用せずに直接「弥生会計 AE」に取り込むことが可能で、作成された仕訳は別ウインドウで元証憑画像を表示することができるようですね。

利用には、弥生の会計事務所向けパートナープログラム(弥生PAP)への入会が必要となります。

利用プランは、無料体験プランと有償プランが用意されていて、サービスの利用時には1顧問先ごとに1ライセンスが必要となっており、11顧問先以上を利用する場合、追加ライセンスが発生するようです。

無料体験プランの契約期間は最大3ヵ月で、基本料金は0円(5ライセンスを含む)となっており、ライセンスは追加不可で、証憑データ化料金は0円(明細数の制限なし)。

有償プランは、契約期間が1ヵ月(自動更新)となっており、基本料金は月額1万1000円(10ライセンスを含む)。

1ライセンスの追加料金が550円~990円で、証憑データ化料金は1明細あたり20円。決済方法はクレジットカードか口座振替。

また、有償プランの契約者を対象に、証憑データ化料金を1顧問先あたり最大1000円値引きする「記帳代行効率化キャンペーン」も実施され、期間は10月1日から2021年9月30日まで。

労働人口減少による人手不足は、税理士資格取得者の減少と重なり、特に会計事務所業界において深刻化しているのだそうですが、その一方で、会計事務所に求められる役割は、会計や税務にとどまらず、顧問先に寄り添った経営支援の重要性が増しており、会計事務所は本サービスを利用することで作業負担を減らし、顧問先への付加価値の提供や、新規顧問先開拓などに注力できるようになるのだそうですよ。

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