東京ヴェルディ、来月資金ショートも

日本のサッカーJ2の東京ヴェルディが来年1月にも資金繰りが立ち行かなくなる可能性があるのだそうです。

どうやら、コロナ禍によって経営が苦しくなったことで、クラブが約10億円の増資を目指して投資企業を募り、増資のめどが立ったようなのですが、影響力のある株主であるゼビオホールディングスが、新たな投資家の出現を望まないとして、クラブと対立しているのだとか。

というのも羽生英之社長ら経営陣が、ゼビオホールディングスから退任を要求されているのだそうで、関係者によれば、今季だけで約5億円の赤字見通しとなっているようで、来年1月末までに運転資金が底をつく可能性が出てきており、現段階では増資が数少ない打開策の1つとなっているのですが、株式の保有割合に合わせて交付を受けられる新株予約権などの権利を持つゼビオ側が増資には否定的なのだとか。

Jリーグ幹部は「今の体制を一新して、ゼビオが経営するのがスムーズ」とし、ゼビオが新株予約権を行使し、経営の主体となって東京Vを立て直すしかないのではないかと指摘しているのですが、今、経営の苦しい東京Vを傘下に入れると、ゼビオでも株価にも影響するため、ゼビオの株主からの猛反発も予想され、現在の経緯を知る関係者によれば「より現実的な選択はゼビオが新株予約権を行使して東京Vの現経営陣を一掃した上で、タイミングを計り、他の企業へ転売することだろう」ということのようですが、今のこのご時世、転売も難しいのではないでしょうかね?

1993年のJリーグ開幕から現在に至るまで東京Vの公式マスコットとして盛り上げてきたヴェルディ君も、勇退することを発表されていますし、一体どうなるのでしょうね?

Jリーグ誕生の際には、カズ、ラモス瑠偉、ビスマルクなど一時代を築いたスタープレーヤーが在籍していた名門チームだったのですが、あまりにも低迷期が長すぎますよね。

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