iYell株式会社、総額18.5 億円の資金調達

iYell株式会社が、株式会社十六銀行、肥後銀行株式会社、株式会社宮崎銀行の全国の地方銀行や、日鉄興和不動産株式会社、三菱地所株式会社等の大手不動産会社を引受先とした20社から第三者割当増資及び融資(予定を含む)等により資金調達を実施し、この調達によって累計調達額が約41億円になるのだそうです。

iYellは、金融機関・住宅事業者・エンドユーザーが抱える住宅ローンの課題を同時に解決するため、「国内最大の住宅ローンテックベンチャー」を標榜し、日本最大の住宅ローンのマーケットプレイスを軸とした「iYell住宅ローンプラットフォーム」を構築しており、現在では、住宅事業者・不動産会社2500社、金融機関135社が参画するプラットフォームへと成長しています。

これまでの住宅ローンは、住宅購入の相談や住宅ローンの申し込みは、基本的に対面で行うのが一般的だったのですが、2020年2月末からのコロナウイルスの影響により、非対面で完結できる環境が求められており、さらには金融機関や住宅事業者でも働き方がリモートワーク等に変化したことにより、業務効率化を図るためDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しており、今後、ユーザーの生活様式や住宅事業者や金融機関の働き方の変化に合わせ、住宅ローンマーケットも大きく変わっていくことが予想されています。

これらの変化に合わせた、住宅ローンマーケットのゲームチェンジに適応・推進するため、今回、新たに調達した資金をもとに、非対面で住宅ローンの相談や手続きが可能なスマートフォンアプリ「いえーる ダンドリ」の提携先の拡大及び、金融機関の住宅ローン業務効率化DXの開発を推進していくのだとか。

いえーる ダンドリ

「いえーる ダンドリ」は、住宅ローン手続きの一括管理機能を拡充させており、住宅事業者・ユーザーとの「三者間チャット機能」や住宅購入までのタスクを見える化する「タスク・スケジュール管理機能」があり、住宅ローン業務の効率化を図るだけではなく、今後は、住宅購入からその後の暮らしをサポートする、“住生活サポートサービス”を目指していきます。

機能紹介


チャットサービス
住宅事業者とユーザーがスムーズにやり取りを行う連絡手段としてご利用いただけます。
また、住宅ローンの専門家がチャットに参加し、住宅ローン手続きのサポートをします。

スク・予定管理
予め設定したタスクが自動反映されるので、細かく手続きの案内をしなくてもスムーズにお引渡しまでのスケジュールを進めることが可能です。

簡易ローン電卓でその場で提案
使いやすい設計の住宅ローン電卓で、接客時にその場で簡単な住宅ローンの提案が可能です。

火災保険を提案
当社がオススメする火災保険をご案内し、比較・検討いただくことで、購入する住宅に最適な商品・
補償を選択することができます。

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