融資するときの3つのポイント

金融機関が融資を行う際、チェックするポイントが3つあって、まず第一のポイントは返済能力。

やはりお金を貸す以上、借りたお金を返してもらえるのかどうかをしっかりと確認します。

例えば、お金を借りる際に「現在の売上は100万円だけど、三ヶ月後には300万円になるので融資をお願いします」なんて言ってみても、銀行の担当者には売り上げが3倍になるなんてことに重きをおいていません。

金融機関が最も関心があるのは、貸したお金を期日内に、金利を含めた返済をおこなえるのかどうかなのです。

借りる側にもビジネスモデルがあるように金融機関にも金融機関のビジネスモデルが存在しているのです。

第二のポイントは「資金使途」、つまり借りたお金を一体、何に使うのかということで、実はこの部分は結構重要な部分であったりもします。

お金を借りる側からすれば、借りたものを返せばいいんだから、使い道なんてどうでもいいだろうと甘くみがちなのですが、銀行側からすればお金をただ貸すというだけでなく、そのお金が何に使われているのかもとても大切なのです。

迂回融資なんて、金融機関が最も嫌いますし、また金融機関の中では貸してはいけない業種や内容なども決まっているのです。

ですので、金融機関からお金を借りる場合には、交渉を有利にすすめていくためにも、資金使途はしっかりと用意しておくべきなのです。

3つめのポイントは、借りる側としては1番やっかいな、担保や保証人。

設備資金など多額の資金を借りるときや赤字続きの決算の場合には、金融機関から担保を要求されることがよくあります。

不動産があるから大丈夫だなんて、高を括るのは大間違いで、不動産の評価は7割〜8割程度だと認識しておいたほうがいいでしょう。

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