PFNのロボ子会社、6億円調達

人工知能(AI)開発のプリファード・ネットワークスのロボット子会社プリファード・ロボティクスが、約6億円の資金を調達、三井住友銀行と旭化成ホームズから出資を受けたようで、各社と自律移動ロボットの共同開発で協業するのだそうです。

三井住友銀行とは自律移動ロボットの決済機能や金融サービスの提供で協業するようで、具体的な協業内容は検討中とのことで、これまで旭化成ホームズとは親会社のPFNが2021年に実証実験を実施していました。

21年11月にPFNがロボット子会社のPFRを設立したことに伴い、PFRが研究を引き継ぐ形となり、家庭向けの自律移動ロボットを共同開発します。

PFRは21年11月、就労管理システム大手のアマノから20億円を調達すると発表しており、同社と業務用清掃ロボットなどを共同開発し、22年中に販売開始を予定していて、PFRは自社でもロボットを開発しており、22年中に発売する計画となっています。

プリファードのロボ子会社に20億円出資

EGrobo

就労管理システム大手のアマノが、人工知能(AI)開発のプリファード・ネットワークスのロボット子会社「プリファード・ロボティクス」に20億円を出資すると発表し、出資比率は15%以上となっており、人手不足を背景に需要が広がる産業向けロボット開発で協業する。

PFRはPFNの自動走行ロボット事業を分割し、11月に設立したばかりで、21年3月に鹿島と共同で建設現場の自動清掃ロボを開発するなどロボットを制御する技術を持っており、今後、アマノの持ち分法適用会社とする可能性もあるそうです。

アマノは勤怠管理機器などで知られる。ビル内などを掃除する業務用掃除機で国内シェアが高く、機器の開発技術が強み。空間のデータを設定して自動で障害物を避ける機器などの開発を進めている。

新型コロナウイルスで衛生意識が高まり、清掃システムの成長可能性が大きいとみている。深層学習技術に強いプリファード系と組み、開発を急ぐ。

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