カウメル、約1億円の資金調達

ライブ配信で商品の魅力を伝えるクラウドファンディングプラットフォーム「カウメル」を運営する株式会社カウメルが、約1億円の資金を調達し、今回調達された資金は、人件費、開発費、広告費等に充て、サービスの質の向上と認知度拡大を目指していくようです。

カウメルは、ライブ配信(ライブコマース)で商品の魅力を伝えるクラウドファンディングプラットフォーム「カウメル」を運営しており、商品の信頼性が生まれるライブコマースを活用した新商品の訴求により、従来のクラウドファンディングにおけるWebページ作成やプロモーションの課題を解決、第一線で活躍するプロのライバーと提携しており、クライアントの要望に沿ったライバーを手配し、ライブコマースを行っています。

一般社団法人日本クラウドファンディング協会「クラウドファンディング市場調査報告書」(2021年7月9日)によれば、購入型クラウドファンディングの市場規模は、2019年に169億円だったものが、2020年には501億円と大幅に成長しています。

購入型クラウドファンディングとは、作りたいプロダクト・サービスを提示し、それを求める人から資金を調達し、その資金でプロジェクトを進め、見返りとしてプロダクト・サービスを渡す形式のクラウドファンディングで、モノの購入により企業の挑戦を応援できる仕組みであることから、応援購入と呼ばれることもあります。

購入型クラウドファンディングは、個人や小さい企業でも資金を調達できる、元手がいらないためリスクが低い、ニッチなプロダクトでも資金調達できる可能性がある、新しいプロダクトやアイデアのテストマーケティングの場として活用できるなどのメリットがある一方、購入型クラウドファンディングでプロジェクトを成功させるには、プロジェクトに賛同してくれる人を増やすことが必要であり、そのためのWebページの作成やPR・マーケティングの実施が重要となります。

こうした施策はコストと時間がかかることが購入型クラウドファンディングの課題となっており、カウメルは、その部分をライブコマースが担うことで課題解決を目指しています。

ライブコマースとは、中国で急速に成長している、SNSのライブ配信機能などを利用し、インフルエンサーが生配信で商品を紹介・販売する新たなECの形です。

視聴者がコメントでき、紹介を行っている者がリアルタイムで答えるという双方向性が大きな特徴です。

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