ドコモ口座、被害1200万円

NTTドコモの電子マネー決済サービス「ドコモ口座」の不正預金引き出し問題で、西村明宏官房副長官は記者会見で、9日時点で37件、計約1200万円の被害が判明していると明らかにしました。

ドコモによれば10銀行で被害が確認されているようで、連携する35の銀行全てで新規のひも付けを停止し、被害者に全額補償する方向で銀行と協議するようです。

ドコモはオンライン上で本人確認を確実に行う対策を講じ、再開時期を検討するとしている。さらなるセキュリティー強化にも取り組むようで、金融庁からドコモを含む金融機関に対し、被害に遭った利用者への対応に万全を期すとともに、不正引き出し防止に必要な措置をとるよう指示されています。

とはいえ、実はこれと同じような問題が、昨年5月りそな銀行の口座でも被害が発生していたようで、ドコモは問題を把握しながら再発を防げておらず、批判が出てきそうですね。

またドコモは10日午後に記者会見し、経緯を説明するのだそうです。

今回の不正では、預金者の名義や口座番号、暗証番号が何らかの方法で盗まれ、第三者が預金者になりすましてドコモ口座を開設し、これに銀行口座を登録して預金を移していたとみられています。

何が恐ろしいって、ドコモ口座を開設していない人が被害に合うわけですから、これはまだまだ被害額は大きくなりそうですよね。

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