2022年6月24日、ラウンズ株式会社が、資金調達を実施。

また、2022年6月25日から株式投資型クラウドファンディングによる資金調達を開始することも発表しています。

「すべての人にテレワークという選択肢を」をミッションに掲げ、誰もが必要とした時に好きな場所から働ける社会を目指し、「声のバーチャルオフィス roundz（ラウンズ）」を開発しています。

ラウンズは、テレワーク用音声通話ツール「roundz」を提供していて、これはGoogleカレンダーや連携アプリの利用状況が反映され、チームの昼食中・会議中などのステータスを把握した上で声をかけられるテレワーク専用の音声通話ツールで、同じ部屋にいる人全員に声が聞こえるため、同じ部屋で働いているような感覚を得られます。

新型コロナウイルス感染症の流行により、多くの企業でテレワークが急激に普及し、テレワークの普及をきっかけに、企業ではテレワークへの完全移行やテレワークとオフィスワークを併用するハイブリッドワークの導入、オフィス分散など、新たな働き方を模索する動きが活性化しました。

とはいえテレワークを取り入れるにあたって重要なのが、コミュニケーションの問題。

ビジネスチャット、メール、電話といったコミュニケーションツールはありますが、オフィスで気軽に話しかけるというコミュニケーションを代替するようなものではなく、現実のオフィスであれば、チームメンバーがどこでなにをしているのかがすぐに把握でき、話しかけてもいいタイミングを見計らって話しかけることもできるのですが、テレワークではなかなか難しいもの。

そのためこういったテレワーク環境におけるコミュニケーションの課題を解決するため、オフィス環境をオンライン上に再現するバーチャルオフィスというサービスが登場してきており、このバーチャルオフィスは一緒に働いているメンバーがどのような状態にあるのかを可視化することで、話していいタイミングがわかるようにしています。

また、ルーム上で複数人が同時に会話できたり、近くで会話している声が聞こえてきたりなど、偶発的なコミュニケーションを促進する機能を備えていることもあり、ソフトウェアサービスだけでなく、専用のデバイスにより快適に音声の常時接続を実現するハードウェアサービスも登場しており、テレワーク環境におけるコミュニケーションツールは大きな注目が集まっています。