資金繰りの管理
2018年11月7日
2019年5月24日
資金繰りをうまく回していくためには、資金繰り表を作ったほうがよく、基本的に「月次資金繰り表」と「日次資金繰り表」があります。
なぜ資金繰り表が必要なのかというと、将来、資金不足に陥るようなことになったときに、早い段階で資金を調達し、資金繰りを安定させることができるようになるからです。
月次資金繰り表
まず「月次資金繰り表」なのですが、向う6ヶ月~1年の資金繰り予定を作成し、資金繰り表の1番下の項目には「月末現金残高」欄があるのですが、これは各月末日の予想される現金残高となります。
ここがマイナスとなるようであれば、資金不足となることが予想されるので、未然に資金調達をおこなり、資金繰りを回すようにしたほうがいいでしょう。
さて、「月次資金繰り表」は毎月末日の現金残高を予想するものとなるのですが、これはあくまでも予想であり、月中に思いがけず資金不足に陥ることなども発生するでしょう。
日次資金繰り表
そんな不測に備えておきたいときには「日次資金繰り表」を作ることになります。
これは、向う2~3ヶ月の資金繰りを予想し作成することになります。
さてこのように資金繰り表を作ると将来の現金残だがの推移を予測することができ、現金残高が落ち込む月や日などを把握することができますし、資金調達で慌てふためくこともなくなっていくでしょう。
理想としては、月商3ヶ月分の現金を常に保有しておきたいところですが、最低でも月商の1ヶ月分くらいの現金を保有することができるような資金繰りを行っておきたいところです。
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