Prefab、シードラウンドにて4150万円の資金調達

Prefabが、シードラウンドにおいてANOBAKAをリード投資家として、4150万円の資金調達を実施。

日本の建設業界は、深刻な人手不足に直面しており、働き方改革により業務時間が制限される一方、現場を支える29歳以下の若手人材は、わずか12%にとどまり、多くを高齢の熟練技能者に依存しているのが現状となっており、高齢化が進む中、このままでは担い手が急速に減少し、生産性や安全性の確保に大きな課題が生じます。

建設業界の深刻な人手不足

建設領域における見積もり業務(積算業務)では、工事図面から様々な部材の数量を正確に拾い出す作業に多大な時間と人手が必要とされており、当業務には長くて半年以上を要するものも存在し、「見積もりに時間のリソースが取れない」「頑張って見積もりを出したのに受注ができない」といった課題が挙げられています。

Prefabは、東京大学発のスタートアップとして高い技術力を活かし、建築・設備工事分野の図面読み取りに特化した独自のAIを開発、見積もりのプロセスの自動化を目指しており、このAIツールは、工事図面をアップロードするだけで、図面上の部材をAIが自動認識し、人手による拾い作業の大幅短縮が可能となります。

今回の資金調達は、事業拡大およびその他建設領域業務効率化サービスの提供に向けて採用を強化するために実施されました。

日本の建設業界が抱える問題とは?

建設業は、社会のインフラを支える重要な役割を持っているのですが、現在、多くの現場で人手が足りない状況で、特に、建設業で働く人の多くが高齢者で、55歳以上の人が約36%を占めています。

その一方で、若い人が少なく、29歳以下の人は約12%しかおらず、将来的に働く人が不足することが懸念されている中、外国人労働者の受け入れも難しくなってきており、円安や国際情勢の影響で、外国からの労働者を確保することも大変になってきています。

さらに建設業では、他の業界に比べ働く時間が長くなりがちで、特に、週休2日を確保できない現場も多く、労働環境の改善が求められています。

2024年からは、時間外労働に対する規制が厳しくなっているのですが、災害復旧などは例外となる場合がも多く、さらなる対策が必要でな状況となっています。

また、他の産業に比べ生産性が低いことも問題となっており、ICT(情報通信技術)の導入が遅れていることも、生産性向上の妨げになっているだけでなく、建設プロセス全体の最適化が進んでいないため、効率的な業務運営ができていません。

現場の職人や技術者の高齢化が進んでいることから後継者不足も深刻で、熟練した技能やノウハウを次の世代に引き継ぐことも大きな課題となっており、事業の継続が難しくなっています。

まとめ

日本の建設業界は、さまざまな問題を抱えていますが、これらの課題を克服するために、働き方改革やICTの導入、人材育成などの取り組みが進められており、持続可能な業界を目指し、さらなる努力が必要です。

建設業界の未来を明るくするために、私たち一人ひとりが理解を深め、応援していきましょう!