日計り信用取引の金利・貸株料無料化
SBI証券が、2022年3月1日(火)から、一般信用取引「日計り信用」の買方金利・貸株料を無料化するのだそうです。
SBI証券は、デイトレードに特化したサービス「日計り信用」サービスの提供を2015年1月に開始し、2020年1月に取引手数料の無料化、買方金利・貸株料の引き下げを行い、2021年7月には約定代金に応じた買方金利・貸株料の年率0%枠の引き下げを実施。
新型コロナショック以降、相場状況に合わせて機動的に取引を行うお客さまが急増し、約2年間(2020年1月~2022年1月)で日計り信用取引を行ったお客さまは約2.3倍となっていたようで、今回の改定により、「日計り信用取引」にかかる取引手数料、金利・貸株料は、いずれも主要ネット証券最安の0円となり、これまで以上にコストを抑えた取引が可能となるようです。
これまでも「ネオ証券化(オンラインでの国内株式取引の手数料や現在投資家が負担している一部費用の無料化を図ること)」の実現に向け、各種手数料の引き下げに積極的に取り組んできており、今後も「業界最低水準の手数料で業界最高水準のサービス」を実現するべく、魅力的な投資商品・サービスを拡充し、個人投資家の皆さまの資産形成を支援していくのだそうです。
日計り信用とは
当日中に返済する必要がある信用取引のことで、基本的にデイトレード向けの料金プランで、他社は「一日信用」「いちにち信用」「ワンデイ信用」などの名称で、同様のサービスを展開しており、これまで取引一回あたり50万円未満の場合、金利や貸株料として年利1.8%の費用が掛かっていたのですが、今回この金額制限が撤廃され、これにより発生する可能性のある費用は、特定銘柄の空売りの際に発生する「HYPER料」などに限られ、併せて制度信用の貸株料も、3月1日から現在の1.15%から1.10%に引き下げされます。
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