SBI、東和銀行との資本提携

SBIホールディングスが、群馬県を地盤とする東和銀行と資本提携すると発表し、SBIが東和銀の発行済み株式の1%を上限に取得するほか、地元企業を支援する共同ファンドを立ち上げるのだそうです。

SBIが出資するIT企業が持つ技術の導入も進ていくようで、これでSBIが進める地銀連合構想で5行目の出資となります。

SBIが地元企業支援を目的とする共同ファンドを地銀と設立するのは初めてで、金額などは今後詰めるようですが、資本性の資金を地元企業に提供し、東和銀行と共同で企業の経営に深く関与しながら支援していくようです。

SBIは子会社のSBI地銀ホールディングスを通じ、東和銀行の発行済み株式数の1%を上限に取得し、東和銀行は2億円を取得上限としてSBIHDの株式を取得するほか、SBIグループで地方創生に取り組む事業会社への出資も検討。

SBIHDと東和銀行は既に共同店舗を1店運営しているほか、地元企業に対する事業承継やM&A(合併・買収)支援などでも協業しており。今回の資本提携を結ぶことで、協業関係をさらに強化していくようです。

SBIは、地銀に出資してサービスを充実させる「地銀連合構想」を掲げており、すでに島根銀行など4つの地銀と資本・業務提携を結んでおり、北尾吉孝社長によれば、将来的に10行との提携を目指しているのだそうです。

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