楽天銀行、東京証券取引所へ株式上場申請

楽天グループ<4755.T>が4日の取引終了後、連結子会社のインターネット専業銀行、楽天銀行が東京証券取引所へ新規上場申請を行いました。

株式上場に関しては東京証券取引所の承認を得る必要があり、現時点で上場可否及び上場予定時期については未定となっています。

楽天銀行は6月末に預金残高が8兆円を超えたと発表しており、2020年6月以降、6カ月ごとに1兆円ずつ増加していて、規模拡大が著しく、併せて口座数も増加しており、3月末時点では1231万口座に達しています。

4月に公開した中長期ビジョンによれば、5年後の27年3月期末に2500万口座、預金残高20兆円を目標としており、年間預金残高の成長ペースは20%増が目標となっています。

長期的には「メガバンクに匹敵する3000万口座、メガバンクに次ぐ預金30兆円」(楽天銀行)の到達を視野に入れ、個人口座においてはメイン口座、生活口座としての立ち位置を狙い、さらには法人口座獲得を推進しており、「取引先企業の規模にかかわらずすべての取引先に利便性を提供する銀行」を目指すとしています。

楽天グループは5月、傘下の楽天証券でも上場準備を始めており、金融機関を相次ぎ上場させ、グループの経済圏の拡大を図ります。

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