Querier、資金調達実施

エンジニアを管理画面の開発から開放し、プロダクト開発に100%の力を注げるようにするエンジニア向けローコードサービス「Querier」を開発・提供する株式会社Querierが、ANOBAKA株式会社を引受先とした資金調達を実施。
今回調達した資金をもとに、今後も1週間ごとにサービスのアップデートを続け、コンポーネントの拡充、対応データベースの拡充を行なっていきます。今後の開発ロードマップは以下の通りです。
- 8月上旬 テーブルのカラム名変更機能追加
- 8月中旬 GraphQLを連携先に追加
- 8月下旬 ファイルコンポーネントの追加
- 9月上旬 メンバーの権限管理機能追加

クローズドで提供していたβ版のリリース
プロダクトはスタートアップの生命線で、特に創業初期はエンジニアがプロダクトの開発以外に時間を割くということは、企業の成長がストップすることを意味します。
しかし、リソースが限られていてそう簡単にいかないのが、スタートアップで管理画面は、それが存在しないとビジネスそのもが進展しないケースが多々あります。
つまり非常に重要なのですが、とにかく開発が面倒。
スタートアップではプロダクトに新機能が追加されるたびに、管理画面を再度開発する必要があるのですが、管理画面のコードはどうしても煩雑になってしまい、結果的にメンテナンスに問題が生じ、「誰もやりたくない」状態になっています。
とはいえ、管理画面はどのようなサービスでもコンポーネントが非常に似通っており、メインプロダクトをローコードで開発する勇気はないものの、毎回似たようなものをつくる管理画面なら、ローコードで置き換えられるはず。このように考え約半年間、クローズドでQuerierを提供しながらβ版リリースに向けての開発を進めてきました。
Querierについて
Querierはドラッグ&ドロップでUIを構築し、FiresbaseやREST APIなど連携したデータソースからデータを取得、UIにマッピングすることができ、さらにBIツールではできなかった、データの挿入、編集などができるエンジニア向けローコードツール。
多くのスタートアップではエンジニアが不足しており管理画面の開発やアップデートが間に合っておラズ、そのため社内のテックリードの方や業務委託のエンジニアがビジネスサイドから受け取った情報を手作業でデータベースに入力するという非効率が発生しています。
管理画面をweb上で素早く構築することでビジネスサイドが管理画面から必要な業務を行なっていくことができます。
Querierで実現可能なユースケースは以下のようなものです。
- UGCアプリにおける店舗管理 店舗情報の変更メニューのマージ、ユーザーの退会処理
- デリバリーサービスにおけるオーダーキャンセルと返金処理、クーポンの発行とユーザーへの通知
- オンライン英会話レッスンにおける新しいレッスンの登録、レッスンのキャンセル、パスワードを忘れてしまったユーザーへのパスワード発行と連絡
- ゲームアプリにおけるお知らせ内容の更新、push通知の管理、特定のユーザーに対して特定の文言のお知らせを送る
Querierの特徴
- web上で簡単に構築できるため、インフラやサーバーの構築、ライブラリのアップデートなどは不要
- MySOL,firebaseなどのDBと接続もちろんRest APIにも対応しており簡単にDB接続ができる
- ドラック&ドロップでUIを簡単に構築。APIさえあればフロント開発は不要

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