Paidy、最大規模の資金調達

決済サービスのPaidyが2019年11月に実施したシリーズCエクステンションラウンドでの第三者割当増資で、伊藤忠商事からの資金調達が完了したのだそうです。

また伊藤忠商事はPaidyと資本・業務提携を開始して以降、段階的に株式の取得を進めていて、今回の追加株式取得により伊藤忠商事のPaidyに対する出資比率は約25%となるのだそうです。

2016年7月のシリーズBラウンド、2018年7月のシリーズCラウンドで伊藤忠商事から第三者割当増資を受けており、累計で9100万ドル、日本円にして約100億円になり、シリーズCエクステンションラウンドでは、金融機関の融資を含め合計164億円を調達しており、追加融資を含む創業からの累計資金調達総額は313億円に達したそうです。

どうやら、これは国内スタートアップ企業の資金調達としては最大規模だになるのだそうですよ。

Paidyといえば、1月にPaidy決済の不正利用による売上金詐取発生を受け、再発防止に向けた対策として「AI顔認証による本人確認」「AIによる不正検知システムのレベルアップ」「EC加盟店の不正対策チームとのより一層の連携強化」の3つの取り組みを行なうことを表明しており、4月15日(水)にオンライン上で完結する本人確認機能を実装することになっています。

この本人確認にはAI顔認証が利用されていて、Paidyのアプリ上で運転免許証と顔写真を撮影し本人確認手続きを行うことで、アカウントのアップグレードが完了するのだそうで、さらにはユーザー自身で月々の予算設定も可能となり、使い過ぎも防げるようになるのだそうですよ。

Paidy

Paydy

Paidy というのは、事前登録やクレジットカードは必要なく、メールアドレスと電話番号だけで商品代金を支払える決済サービスで、前月末までの利用料金は翌月の10日までに払うというサービスで、決済サービスでありながら、クレジットカードを所有していなくても使えるというのが特徴となっています。

使い方は、

  1. 支払方法の選択画面でPaidyを選択。
  2. 郵便番号、住所、メールアドレス、携帯電話番号を入力。
  3. SMSで届いた4桁のPINコードを入力して本人確認。
  4. 決済完了

月に何回買い物しても、支払いは翌月にまとめて1回だけとなっており、毎月1日に請求金額が確定し、10日までに支払うことになっており、コンビニ・銀行での支払い以外にも口座振替も利用することができます。

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