AIQ、約11億円の資金調達

AIQ(アイキュー)が、シリーズBにより約11億円の資金調達を実施しました。

引受先は、博報堂グループ子会社であるスパイスボックス、SMBCベンチャーキャピタル、and factory、みずほキャピタル、北海道ベンチャーキャピタル、Deep30、商工組合中央金庫、その他金融機関や個人投資家などで、商工組合中央金庫とはコミットメント型タームローンによる金銭消費貸借契約を締結し、事業規模の拡大に応じた資金供給を受けるのだそうです。

シリーズB」のシリーズとは、ベンチャーキャピタルにおける投資判断の際に用いられる言葉で、投資ラウンドは大きく分けて4つあり、シードラウンド、シリーズA、シリーズB、シリーズCとなります。

シードラウンドにおける資金調達額の目安は、500万円~1億円前後となり、投資ラウンドの中ではもっとも必要な資金が少ない段階で、シリーズAは、ビジネスモデルを確立する成長ステージ段階のことを指し、資金調達額の目安は1,000万円~3,000万円前後

シリーズBは、ビジネスモデルが確立しつつあり収益が伸びていく時期で、資金調達額の目安は、数億円~10億円前後となります。
シリーズCは、スタートアップにおける最終投資ラウンドを指し、この段階に入った企業の中には、外部から資金調達する必要がない可能性もありますが、その後の市場の動きによって急な資金調達が必要となる場合もあり、資金調達額の目安は、数億円~10億円以上となります。

今回スパイスボックスと新規プロダクトに関する共同開発契約を締結しこれに基づく新規事業として、デジタルを活用し直接的な企業と個人のコミュニケーションを創出し、新しい体験を提供するインサイトマーケティングを実現するツールなどの研究および開発を共同で行うのだそうです。

これにより、創業来の資金調達額は計約13億円になり、ディープラーニング(深層学習)を中心にした独自のAI開発や事業強化、新規事業のための人員採用を進め、株式の上場を目指していくようです。

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