19年度税収、58.4兆円 

2019年度の国の税収総額が18年度に比べ約2兆円少ない58.4兆円程度になるのだそうです。

まぁ、これは火を見るより明らかなことで、新型コロナウイルスで経済活動がここまで停滞してしまったのですから、法人税などが減少するのは当たり前ですよね。

また企業に納税の猶予を認めたことも響いているようで、国の税収が60兆円を割り込むのは2年ぶりとなるようです。

法人税については企業収益の減少が響き、約10.8兆円と前年度から1.5兆円程度減り、期待の消費税も約18.4兆円と、増税効果によって18年度より増えるようですが、補正予算編成時に見込んだ19.1兆円には届くことなく、所得税は18年度比で約7000億円少ない19.2兆円程度となったようです。

政府は当初、19年度の税収を62兆4950億円と見積もっていたのですが、昨年12月の補正予算編成時に米中貿易摩擦の影響を考え、60兆1800億円に下方修正したのですが、19年度末に新型コロナの影響が加わり、最終的に58.4兆円程度まで落ち込んだようですね。

新型コロナの影響が本格化したのは19年度の後半だったので、税収への影響が本格化するのは20年度の税収となる見通しとなっており、民間では50兆円台前半へと大きく下振れするのではとの見方もあるようです。

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