運用会社別の資金流入額

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)の資金動向を運用会社別に集計したところ、2月はゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントの資金流入額が1278億円で首位だったのだそうで、2月25日に新規設定した「GSフューチャー・テクノロジー・リーダーズ(愛称:nextWIN)」の2本に資金が集まったようですね。

為替ヘッジなしの「Bコース」は2月中に1010億円を集め、集計対象ファンドの月間資金流入額でトップとなり、為替リスクを低減する「Aコース」にも375億円の資金が流入。

資金流入額2位のティー・ロウ・プライス・ジャパンには、511億円の資金が流入し、昨年12月に設定した「ティー・ロウ・プライス 米国成長株式ファンド(愛称:アメリカン・ロイヤルロード)」などの人気が続いたようで、3位のアライアンス・バーンスタインの資金流入額は466億円。

「米国成長株投信」シリーズに引き続き資金が集まった一方、資金流出額が最も大きかったのは野村アセットマネジメントで、「野村インド株投資」などから資金流出が続き、2位となった三井住友DSアセットマネジメントは、テーマ型ファンドを中心に資金が流出した模様です。

資金流出入額

投資信託を選ぶ際に重要な要素の一つでもある「資金流出入額」

この資金流出入額というのは、その投資信託にどれくらい資金が集まっているか、どれくらい資金が出ていってしまってるかを表した数字であり、簡単にいえば「買ってる人が多いか、売ってる人が多いか」を見る数字であり、

資金流出入額=みんなが買った額−みんなが売った額

であり、資金流入額が多い投資信託は人気の投資信託ということになり、資金流出額が多いほど不人気だとも言えます。

だからといって、投資信託の資産や運用成績が悪いのかというとそういうわけでもなく、この数字は単純に現金がどれだけ入ってきたか、出ていったかだけを表しているだけですので、その投資信託の実力を表しているというわけではありません。


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