無利子融資の申請、最短1日

三菱UFJ銀行が、実質無利子・無担保融資を最短1日で申請できるようにするのだそうですよ。

どうやら信用保証協会に提出する書類の確認作業を月内にも電子化するのだそうで、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受ける企業の資金調達のスピードを速めていくのだそうです。

まぁ、これ、遅すぎるくらいの対応ではありますけど、今後に繋がるいい傾向ですよね。

そもそもこれまでは郵送でのやりとりとなっており、申請書類に不備があった場合、そこからさらに手続きに1週間程度かかっており、今後はインターネットに企業が申請書類をアップロードする専用サイトを5月中に設けるのだとか。

そこで行員が内容を確認し、誤りがあればチャット機能で指摘するのだそうで、その不備などもすぐ修正できるようになるとのことで、これまで数日かかっていたものが、その日のうちに申請準備が整うのだとか。

さらに窓口での対面確認の必要もないため感染リスクも減らせるうえ、順番待ちで恐ろしく銀行で待たされるなんてこともなくなりそうですね。

また、保証協会の保証付き融資も対象とするようで、まずは東京23区内の企業から始まり、早期に全国展開していくのだそうで、スマートフォンでの撮影でも利用可能となるようですよ。

これこそ、まさにインターネットの活用ですよね。

そもそも今回のコロナウイルスによって、実質無利子の融資を担う政府系金融機関には申請が殺到し、5月から民間金融機関も始めたのですが、保証協会の審査や自治体の認定も含め、これまで実行するのに時間がかかっていて、融資が後手後手になっているばかりか、密状態を作り出す原因ともなっていました。

とはいえ、保証協会への申請は紙の書類の郵送や対面手続きが基本となっていて、インターネットの普及している時代だというのに電子化の遅れが目立っています。

こんな有事があって、ようやく申請から実行までの全工程の電子化に向けた動きが出てくるようでは、まだまだ日本も世界基準を生み出すような文化は望めませんね。

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