株式会社カケハシが18億円の資金調達

株式会社カケハシが、ジャパン・コインベスト3号投資事業有限責任組合とSony Innovation Fund by IGV、および既存投資家であるCoral CapitalのCoral Growth、千葉道場2号投資事業有限責任組合、DNX Ventures、Salesforce Venturesを引受先とする第三社割当増資により、総額約18億円の資金調達を完了。

今回の資金調達により、累計調達額は約55億円となったようです。

昨今、新型コロナウイルス感染症の影響や今年9月に施行された改正薬機法等により、薬局業界のデジタルトランスフォーメーションへの要請が高まっていて、カケハシは「⽇本の医療体験を、しなやかに」をミッションに、薬局体験アシスタント「Musubi」やおくすり連絡帳アプリ「Pocket Musubi」等のサービスを通じ、薬局の働き方改革と患者満足の両立を支援する事業の推進に取り組んでいくのだそうで、今回調達した資金の大半は、日本の医療をより良く、より確かなものとして、次世代へ繋いでいくエコシステムの構築に向け、薬局業界のデジタルトランスフォーメーションを支援する既存事業の拡大と新規事業の創出、それに伴う組織の拡充へと継続投資する予定となっています。

Musubiについて

これからの薬局に求められる「患者満足」。

それは、患者さん一人ひとりに向き合う薬局スタッフの「働き方改革」なくして実現するものではありません。

そして働き方改革は、適切な「店舗の状況把握」があってこそ。

Musubiはその全てをサポートし、薬局・薬剤師と患者さん“双方”の薬局体験を向上させる、従来の電子薬歴とは明確に異なる新時代のサービスです。

2017年8月のリリース以来、導入店舗を順次拡大しています。

また、指導中にMusubiの画面をタッチすれば、薬歴の下書きが自動で作成。
これにより患者コミュニケーションと薬歴記入が同時並行となり、従来、服薬指導とは別に毎日数時間かかっていた薬歴記入による業務負担が大幅に削減されます。

さらに、こうした業務の状況や店舗の経営状況、患者さんとの関係性をデータで見える化。新たに義務化されることとなった服薬期間中のフォローアップに関しても、専用のアプリによって、現実的な業務フローの構築をアシストします。

カケハシについて

「日本の医療体験を、しなやかに」をミッションに、医療現場の課題を深く理解し、最新の技術をもって今までにない医療システムを提供することで、社内外の医療従事者と一緒により良い日本の医療の未来を形作っていくことを目指します。

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