ホワイトカード株式会社が、新たな金融サービス「CaelCard®サービス」の提供に向け、資金移動業の登録ならびに電子決済等代行業の登録を行い、GMOあおぞらネット銀行との業務提携により「カエルカードサービス」へのGMOあおぞらネット銀行のプラットフォーム銀行サービスの採用が決定し、サービスの本格提供を開始するのだそうです。

CaelCard^®（カエルカード）サービスというのは、定額のサブスクリプションで提供されていて、ホワイトカードに月額180円を払うだけで、送金手数料が無料になるというもので、企業は従業員への給与支払いや経費支払い、取引先への支払いなどがより便利に、低コストに実現できるというもの。

このホワイトカードは、企業の送金にかかる経費を75～90%削減することを目指していて、送金の他にも、ATMでの出金や銀行口座への振込み、国際ブランドの加盟店でデビッドカードでのお支払い、お支払い時に付与されるポイントをATMから現金で出金することができるようになります。

またカエルカード会員同士での送金には、都度の送金手数料が不要なだけでなく、カエルカードアプリからの送金が可能となっていて、経費や給与の支払いだけでなく、給与の前払いや日払いなど、回数の多い送金でもコストを削減して実現できるのだとか。

銀行間への送金手数料って、月ごとで追いかけるとなかなかの金額となりますから、このコストを減らすことができるようになるのは素晴らしいことですね。

特に営業メンバーの多い部署などでは経費精算がスムーズに行えるようになりそうで、なかなか活用方法はありそうですよね。

しかし、このよう流れになってくるとネット移行の遅れている有店舗を持った既存の銀行はさらに厳しい状況におかれそうですね。