マイボイスコムによる「インターネットバンキングの利用」に関するインターネット調査によれば、インターネットバンキングの利用経験者は7割強となっているのだそうで、「現在利用している」という回答が63.9％、さらに男性30～50代では各70％台と高い数値となっているようです。

その反面「利用したことがない」という回答が28.7％で、10・20代や女性60・70代で各4割強なのだとか。

インターネットバンキングの利用経験者の数字は思っていたよりも高くなっており、キャッシュレス化を進めている今、窓口などで並ばされることを考えると、PCやスマホで手軽にお金を移動できるのは便利ですよね。

また、今回の調査では現在利用しているインターネットバンキングを複数回答で尋ねたところ、1位となったのは「楽天銀行」で現在利用者の51.7％、これに「ゆうちょ銀行」「住信SBIネット銀行」が各20％台と続き、「三菱UFJ銀行」「ジャパンネット銀行」「三井住友銀行」が各2割弱で続いているようで、意外なところで「住信SBIネット銀行」の比率が高いようですが、これは男性の利用者が多いようで、特に男性30代で比率が高くなっているのだとか。

「住信SBIネット銀行」は、ATM手数料と振込手数料の無料回数の多さがウリとなっており、住信SBIネット証券と連携しているため、株などを運用したい人には人気となっているのでしょうね

また今回の調査で、インターネットバンキングで利用しているサービスを複数回答で聞くと、「口座情報の照会・明細の確認」「振り込み・送金」が利用経験者の8割前後となっているようで、もはや銀行にいかなくても大抵のことはできるようになっているんですよね。

まぁ、ATMの前で鈍臭いことしたくないですし、自分のPCやスマホでゆっくりと明細確認や振り込み・送金できるほうが安心ですからね。

また、インターネットバンキング選定時の重視点は「手数料が安い（または無料）」という回答が利用経験者の68.2％、「銀行に取引口座がある」「信頼できる」「24時間リアルタイムで利用が可能」が4割前後となっているようで、ネットでのお金の取り扱いも一般的となってきた状況でもありますし、場所と時間に縛られないことが人気となっている理由なのでしょうね。

また、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行などを主に利用している人では「銀行に取引口座がある」という回答が1位となり、ネットだけの銀行である、新生銀行、住信SBIネット銀行、ソニー銀行などでは「手数料が安い」ということが最も多い回答で、じぶん銀行では「スマートフォンから利用しやすい」の比率が高くなっているのだそうで、インターネットバンキングの利用意向については「積極的に利用したい」「まあ利用したい」を合わせて69.1％とやや低調に終わっているようです。

また、インターネットバンキング利用意向者に、どの機器から利用したいかを聞いたところ、いまだに「パソコン」が82.7％と1位となっているようですが、年々その比率は下がってきており、現状スマートフォン」43.2％という数値は、年々その比率を上昇させていきそうですね。

特に、じぶん銀行、セブン銀行の主利用者においては「スマートフォン」の比率が高くなっているということですから。

まぁ、いまやネット時代となっているわけですから、スピードと利便性を考えるとネットバンキングの重要度はもっと増していくでしょうね。

数日前にはJRでクレジットカードが使えなくなるなどの通信的な問題と隣り合わせとなりますが、やはり簡潔・便利なものは積極的に利用していきたいですね。