ケーキ専門通販サイト「Cake.jp」を運営するCake.jpが、ニッセイ・キャピタルなどを引受先とする2.6億円の第三者割当増資を実施したのだそうです。

2017年1月よりCake.jpのサービスを開始し、全国各地の洋菓子店と提携、自宅やレストラン、宿泊先、結婚式場、職場など様々なところにケーキを配送しており、商品は3000種類以上をラインアップ、デザイン性の高いケーキやオーダーメイドケーキが手軽に注文できるようになっています。

会員数は30万人、加盟店舗数400店舗以上とケーキ・スイーツ市場で国内最大級のプラットフォームを展開しており、これまで洋菓子店向けの受発注システムの開発に加え、独自の梱包技術開発やカスタマーサポートを強化し、プラットフォームの拡充を行い、2017年1月に東京平和島に自社工場を構え、自社商品の製造だけでなく洋菓子店のオンライン販売に纏わる課題解決にも取り組んでいます。

具体的には、品質保持のための実験や宅配に最適化されたスイーツの開発を行うことで、加盟洋菓子店に宅配冷凍スイーツのノウハウを提供し、宅配スイーツ市場の拡大に努めており、最近では新型コロナウイルス感染拡大の影響により、外出自粛期間中に自宅で取り寄せスイーツを利用する機会が増え、オンラインでスイーツを購入する人が急増しているのだとか。

また洋菓子店のオンライン販売需要も拡大しているのだそうで、この機会に、更なる事業拡大を目指し、今回調達した資金を商品開発と製造・システム基盤の強化に活用するようで、さらには誕生日などの特別な日だけでなく、ちょっとした出来事でも利用できるように魅力的なケーキを企画・販売し、カジュアルなお祝い体験を提案することで宅配ケーキの市場拡大を図っていくのだとか。

Cake.jp会員数40万人突破！

2017年1月にサービス開始後、2020年4月に30万人に到達し、そこから2か月で10万人増加となり、順調に会員数を伸ばしております。

会員の約7割は20代～40代の女性で、忙しい仕事や家事の合間に手軽にサプライズケーキをお好きな場所にお送りできることで喜ばれており、冷凍でお届けするケーキの品質・デザイン性の向上に積極的に取り組み、3000種類以上のラインアップでお気に入りのケーキを見つけられることが特徴となっています。