みずほ銀行「はんこ文化」見直し

みずほ銀行が企業向けに融資などを行う際、紙の書類にはんこを押して契約するという従来の古いやり方をやめ、オンラインの電子契約に切り替えるのだそうで、「はんこ文化」を見直すことで、テレワーク中でも企業と取り引きできるようにして、効率化を図るようですよ。

まずみずほ銀行は、今回の新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに電子契約システムを導入し、融資など企業との取り引きにおいて、契約書の作成から承認まで、オンラインで完結できるようにしたのだそうです。

これまで企業が融資を受ける際には、紙の契約書に収入印紙を貼り、はんこを押した書類を作成し、銀行に持ち込むという流れだったのですが、今回の電子契約によって、今後はシステム上ですべての手続きが完結し、銀行への行き来や印紙、はんこがいらなくなるのだそうです。
まさに様々な無駄が省けるというわけですね。

しかも、銀行の担当者にとってもメリットが大きいようで、テレワーク中に自宅などで融資の契約手続きができるようになるので、これまでの働き方とは違った、効率化した作業を進めることも可能になるのだとか。

そもそも電子で全てを完結できるのであれば、オンライン回線さえあればいいわけですし、セキュリティの問題はあるとはいえ、時間や場所に縛られることなく仕事をすることができるわけですから、銀行側も将来的には店舗の削減に繋げていきたいようですね。

またみずほ銀行では、今年度中に企業との取り引きの50%を電子化する方針となっているようで、この動きがみずほ銀行だけのものではなく、広く社会に広まっていけば、これからの新しい仕事の在り方、生活様式が変わり、これまでの悪習といってもいい「はんこ文化」がなくなっていくかもしれませんね。

はんこについては、象牙の密猟などの問題がありますし、本当になくなってしまえばいいんですよね。

なにせアフリカでは、象牙目当ての密猟で15分に1頭のペースで像が殺されているといいますし、象の命、仕事の効率化を考えても、ハンコ業界以外誰も得することなんてないんですよね。

象牙はワシントン条約によって国際取引が禁じられており、象牙の違法売買の世界最大の市場であった中国でも国内取引が禁止されています。

そんな中、日本だけは象牙の国内取引が今なお合法となっており、世界基準から外れているばかりか、ただ単に野蛮でしかないと思われかねません。

変化を好まない日本とはいえ、もうそろそろ全てのことに対して効率化・変化を求めていきたいものです。

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