持続化給付金の事務委託、落札者なし

国の持続化給付金で、2020年度第2次補正予算で追加した850億円分の事務委託の競争入札については、給付金の振り込み業務では落札者がいなかったと発表されました。

これは国の要求を満たさず入札無効になったのだそうで、振り込み業務の入札に関する再公告を行い事業者をあらためて募るようです。

そもそも経済産業省は委託する事務を2つに分割し競争入札を行い、申請書類の審査などの業務には2つの事業者が、振り込みの業務には1つの事業者が参加していたのだそうですが、振り込み業務に関して学識経験者ら外部の有識者5人が審査したところ、個人情報を適切に扱ったり、申請の不備をただしたりする点などで要求を満たさなかったのだとか。 

一方、給付金の審査業務では応札した2社のうち1社が落札したようですが、給付金事業で1次補正分を受託した一般社団法人サービスデザイン推進協議会は今回の審査業務に応札しなかったのだとか。

1次補正分いおいては、一般社団法人サービスデザイン推進協議会が、委託費769億円の97%で電通に業務を再委託し、さらに電通から子会社などに外注を重ねられたことなども問題となっていたのですが、やましいことがなければもう一度入札すればいいんですよね。

ちなみに再募集の締め切りは4日となっており、応札者が出なかった場合、国は特定者と随意契約を行うか、事業の要求内容を変更し再度入札を行うかの選択をするようですが、この選択はとても重要ですよね。

ここまで問題となっているのに、なんの説明もなく国民を馬鹿にしているとしか思えない政府は、いい加減まともな判断を行えるような組織になって欲しいものです。

まぁ、こんな政府にした国民が1番悪いんですけどね。

いい加減、日本人も国民全体で日本を変えるという意識を持たなければなりません。

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