思い切ったお金の使い方
大企業ならともかく、中小企業では使えるお金に限界があります。
そのため、どうしてもそのお金を大事にしてしまいがちで、ここぞというときであっても、チマチマとしか投資することができない経営者も多く、勝負に立ち向かうことができなかったりします。
事業がうまくいっていなかったり、多少の陰りが出てきている時など、金回りがわるくなってきたときにこそ、経営改革が必要になってくるのですが、こんな時に予算をかけることができず、思い切った行動を起こすことができなくなります。
事業がうまくいっていない場合、どうしても会社存続の危機にばかり気を取られ、「倒産・破産」するかもしれないという観念に囚われ、ネガティブな発想になり、会社を畳む方向に考えてしまい、残った資金を社員の退職金に回そうだとか、会社をたたむ際に必要な手続きの費用にしようなどと思いがちです。
気持ちもわからなくもないのですが、「倒産・破産」することに肚をくくるのではなく、どん底から這い上がってやろうと考え、前向きにお金を使う方向に考えを改めるべきです。
大きな効果を期待するのであれば、前向きなお金の使い方、そしてケチることなく思い切った使い方をすることが経営を成功させる秘訣です。
予算がなければないほど、お金を大きく使うべきで、チマチマ使ったところで先は見えてしまいます。
限られた予算であればあるほど、伸びている分野、成長する分野に惜しみなく投入すべきです。
会社の生死の分かれ道は、経営者が思い切ったお金の使い方をできるかどうかにかかってきます。
素早い「決断」と思い切った「実行力」。
問題の先送りでも潰れないのは官公庁だけです。民間企業であれば、迅速な対応で対処しなければ、あっというまに会社はなくなってしまいます。
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