売掛債権を現金化する方法
2018年3月30日
2019年9月18日
売掛債権とは「代金を請求する事が出来る権利」のことで、商品の販売やサービスの提供などを行ったものの、まだ代金を受け取っていないものに対して請求する権利です。
一般的に売掛金や受取手形がこれに当たり、貸借対照表では資産にあたります。
売掛債権は資金ではない
売掛債権は資産であり、資金ではありません。
従って、売掛債権を多く保有している会社は健全とは言えません。
確かに商品やサービスは売れていますので、売れないよりはマシだと考えることもできますが、売掛債権は相手が倒産するなどして回収できなくなるリスクが潜んでいるのです。
そうなった場合、商品・サービスも無くなり代金も受け取れないため、何も残らないといった事になりかねません。
売掛債権は現金化できる
売掛債権は代金を得る権利ですが、この権利を第三者に渡して代わりに資金を得るという資金調達方法があります。
これを売掛債権流動化と呼びます。
売掛債権には決済期日がありますが、この決済期日より前に銀行などに譲渡することで、資金を調達する事が出来ます。
また、銀行といった金融機関より融資を受ける際に、売掛債権を担保として融資を受けることも可能です。多くの場合、これらの方法は手数料がかかるため、現金化後の額は売掛債権の回収額よりも低くなります。
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